- スピーカー内蔵のおすすめPCモニターはどれを選べばいい?
- 内蔵スピーカーの出力や音質がモデルごとにどれくらい違うのかわからない
- 外付けスピーカーを置かずにデスクをすっきりさせたい
スピーカー内蔵PCモニターとは、本体の下部や背面にスピーカーを組み込み、PCやゲーム機から届いた音声をモニター自身が鳴らせるPCモニターです。外付けスピーカーを置く場所や配線がいらなくなるため、デスクまわりをすっきり保ったまま動画やWeb会議の音を聞けます。
この記事では、スピーカー内蔵のおすすめPCモニターの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。映像と音を1台でまとめて楽しみたいユーザーは、ぜひ参考にしてください。
スピーカー内蔵のおすすめPCモニターの特徴
スピーカー内蔵PCモニターは、HDMIやDisplayPort、USB Type-Cのケーブル1本で映像と音声をまとめて受け取り、本体に組み込んだスピーカーから音を鳴らします。PC本体やノートPCの小さなスピーカーに頼らず、動画や音楽、Web会議、ゲームの音をモニターから直接聞けるのが基本的な特徴です。
一方で、内蔵スピーカーの出力は2W×2の小型から5W×2、5基で出力25W、6スピーカーシステムまで、モデルによって大きく異なるのが実情です。音響技術や接続端子の違いでも使い勝手が変わるため、動画鑑賞とWeb会議、ゲームのどれを中心に使うかを決めてからスピーカー内蔵PCモニターを選ぶと、購入後の後悔を減らせます。
スピーカー内蔵PCモニターの特徴と、購入前に押さえておきたい選び方は以下の5ポイントです。
- スピーカー出力は3W×2以上を目安に選ぶ
- 音響技術やサウンドモードを搭載したモデルがおすすめ
- 音声も送れるHDMI・DisplayPort・USB Type-C接続がおすすめ
- ヘッドホン端子付きのモデルを選ぶ
- 動画を楽しむならスマートモニターや4K・有機ELも候補に入れる
スピーカー出力は3W×2以上を目安に選ぶ
スピーカー出力とは、内蔵スピーカーが鳴らせる音の大きさの目安をW(ワット)で表した数値です。W数が大きいPCモニターほど音量を上げても音が割れにくく、声や効果音に余裕が生まれます。事務作業の通知音やWeb会議の声が中心なら、2W×2でも用は足ります。
今回紹介するモデルでは、Acerが2W+2W、LenovoとMSIが3W×2、BenQとI-O DATA、LGが5W×2のステレオ構成です。Dell「S3225QC」は5基のスピーカーで出力25Wを確保し、Appleの「Studio Display」はフォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーシステムを採用しています。
音響技術やサウンドモードを搭載したモデルがおすすめ
同じW数のスピーカーでも、音響チューニングやサウンドモードの有無で聞こえ方は大きく変わります。音響チューニングとは、スピーカーの特性に合わせて音域ごとの鳴り方をメーカーが調整する処理で、セリフの明瞭さや音の広がりを決める重要な要素です。
BenQ「EW2790U」のように、聞くものに合わせてサウンドモードを切り替えられるPCモニターなら、映画は迫力重視、会議は声重視と使い分けられます。スピーカー内蔵モデルで音の満足度を高めたいなら、W数と合わせて音響技術の名称もスペック表で確認しておきましょう。
音声も送れるHDMI・DisplayPort・USB Type-C接続がおすすめ
内蔵スピーカーから音を出すには、映像と一緒に音声も送れる方式でPCとPCモニターをつなぐ必要があります。HDMIとDisplayPort、映像出力に対応したUSB Type-Cは、ケーブル1本で映像と音声をまとめて伝送できるため、スピーカー内蔵モデルと相性の良い接続方法です。
USB PD(USB Type-C経由で大きな電力を供給する規格)に対応したモデルなら、映像と音声に加えてノートPCへの給電まで1本で済みます。今回紹介するスピーカー内蔵PCモニターでは、MSIとBenQ、LGが最大65W、Dell「S3225QC」が最大90Wの給電に対応しており、ノートPC中心のデスクをすっきり整えたいユーザーに適した選択肢です。
ヘッドホン端子付きのモデルを選ぶ
ヘッドホン端子とは、PCモニター側に設けられた3.5mmのステレオミニジャックのことで、内蔵スピーカーの音をヘッドホンやイヤホンに切り替えて聞けます。夜間の動画視聴や集中したい作業中でも、スピーカー内蔵PCモニターの手軽さを保ったまま音を楽しめるのが利点です。
ただし、LGの「Smart Monitor 32U880SA-W」のようにヘッドホン端子を持たないスピーカー内蔵モデルもあります。有線ヘッドホンを使いたい場合はPC側の端子につなぐか、Bluetoothヘッドホンと組み合わせる形になるため、購入前に端子の有無を確かめてください。
動画を楽しむならスマートモニターや4K・有機ELも候補に入れる
スマートモニターとは、動画配信アプリを動かせるOSを内蔵し、PCにつながなくても単体でYouTubeなどを再生できるPCモニターです。LGのwebOSやMSIのGoogle TVを搭載したスピーカー内蔵モデルなら、リモコンで動画配信サービスを選び、内蔵スピーカーで音付きのまま楽しめます。
Dell「S3225QC」やI-O DATAの「GigaCrysta LCD-GDQ271UEL」は、QD-OLEDパネルに出力の大きいスピーカーを組み合わせたスピーカー内蔵モデルです。映画やゲームを音と映像の両面から楽しみたいユーザーは、画面の質もあわせて比べると満足度の高いPCモニターを選べます。
スピーカー内蔵のおすすめPCモニター9選
ここではスピーカー内蔵のおすすめPCモニターを、ブランド別に紹介します。各ブランドの公式サイトで現行モデルを確かめ、スピーカーの出力や音響技術を軸に、27インチのスタンダード機からQD-OLEDや6スピーカーシステムを備えたモデルまで幅広く選びました。
音質や接続性で選んだスピーカー内蔵のおすすめPCモニターは、以下のモデルです。
- 【Acer】KA272P6bmix
- 【Lenovo】L27h-4A
- 【Dell】S2725DSM
- 【Dell】S3225QC
- 【MSI】Modern MD272UPSW
- 【BenQ】EW2790U
- 【I-O DATA】GigaCrysta LCD-GDQ271UEL
- 【LG】Smart Monitor 32U880SA-W
- 【Apple】Studio Display
【Acer】KA272P6bmix
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Acer |
| モデル名 | KA272P6bmix |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 1920×1080(フルHD)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 48〜144Hz・1ms(VRB) |
| 搭載ポート | HDMI 1.4×1 / D-Sub×1 |
「KA272P6bmix」は、Acerが2025年11月に国内で発売したフルHD・144Hz対応スタンダードモニター6機種の1つで、27インチの画面に2W+2Wのステレオスピーカーを組み込んだPCモニターです。フリッカーレス設計やブルーライトシールドをまとめたAcer VisionCareも備え、長時間の作業を想定した作りになっています。
Acer「KA272P6bmix」の2W+2Wスピーカーは迫力を狙う出力ではなく、PCの音を手軽に鳴らすための装備で、USB Type-C非搭載・スタンドはチルト調整のみという割り切りもあります。事務作業やWeb会議、YouTube視聴が中心のユーザーや、スピーカー内蔵のサブモニターを探している方におすすめのPCモニターです。
【Lenovo】L27h-4A

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Lenovo |
| モデル名 | L27h-4A |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 2560×1440(QHD)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 100Hz・1ms(MPRT) |
| 搭載ポート | HDMI 2.1×2 / DisplayPort 1.4×1 / USB-C×1 |
「L27h-4A」は、Lenovoの一般向け「L」シリーズに属する27インチQHD(フルHDの約1.8倍の画素数を持つ2560×1440の解像度)のPCモニターです。USB Type-C接続に対応しながらスピーカーの音作りにも手をかけており、100HzのIPSパネルで作業から動画視聴まで快適にこなせます。
高さ150mmの昇降とピボットに対応したLenovo「L27h-4A」のスタンドなら、縦画面での資料作成や長時間の作業にも合わせやすくなります。ノートPCをUSB Type-Cでつなぎ、仕事と動画視聴を1台のスピーカー内蔵PCモニターでこなしたいユーザーにおすすめです。
【Dell】S2725DSM

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Dell |
| モデル名 | S2725DSM |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 2560×1440(QHD)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 144Hz・1ms(MPRT) |
| 搭載ポート | HDMI 2.1×1 / DisplayPort 1.4×1 |
「S2725DSM」は、Dellの個人向け「Dell Plus」シリーズに属する27インチQHDのPCモニターで、144Hzのリフレッシュレートとスピーカー内蔵を両立したモデルです。高さ110mmの昇降やスイベル、縦横回転に対応するスタンドを備え、作業姿勢に合わせて画面の位置を細かく調整できます。
USB Type-Cを搭載していない点はDell「S2725DSM」の割り切りで、ノートPCとのケーブル1本接続を重視する方には向きません。デスクトップPCやゲーム機をHDMIやDisplayPortでつなぎ、144Hzのなめらかさとスピーカー内蔵の手軽さを両方求めるユーザーにおすすめのPCモニターです。
【Dell】S3225QC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Dell |
| モデル名 | S3225QC |
| 画面サイズ | 31.6インチ |
| 解像度・パネル種 | 3840×2160(4K)・QD-OLED |
| リフレッシュレート・応答速度 | 120Hz・0.03ms(GTG) |
| 搭載ポート | HDMI 2.1×1 / USB-C(90W給電)×1 / USB-Cダウンストリーム×2 |
「S3225QC」は、Dellが「Dell 32 Plus 4K QD-OLED」として展開する31.6インチ4Kのスピーカー内蔵PCモニターです。本体に5基のスピーカーを組み込み、外付けスピーカーを置かなくても音に広がりを持たせる設計で、スピーカーを主役級に据えた構成が特徴になっています。
Dolby Vision(ドルビー社のHDR映像規格)とVESA DisplayHDR True Black 400への対応に加え、Dell「S3225QC」のUSB Type-Cは映像と音声とあわせてノートPCへ最大90Wを給電できます。ブルーライトを抑えるComfortView Plusも搭載しており、長時間の視聴でも見やすさに配慮した設計です。
外付けスピーカーを置かずに映画やゲーム、音楽を高音質で楽しみたい方や、4K有機ELの映像まで妥協したくないユーザーには、Dell「S3225QC」がおすすめのスピーカー内蔵モデルです。
【MSI】Modern MD272UPSW

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | MSI |
| モデル名 | Modern MD272UPSW |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 3840×2160(4K)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 50〜60Hz・4ms(GTG) |
| 搭載ポート | HDMI 2.0×1 / DisplayPort 1.4×1 / USB-C(65W給電)×1 |
「Modern MD272UPSW」は、MSIのビジネス・クリエイター向け「Modern」シリーズに属する27インチ4KのPCモニターで、Google TVを搭載したスマートモニターとして仕事と娯楽の両方に使えます。付属のリモコンで操作でき、PCを起動しなくても動画配信サービスを大画面で再生できる点が特徴です。
sRGB 99%・DCI-P3 98%をカバーする4K IPSパネルにより、MSI「Modern MD272UPSW」では写真や動画の色も鮮やかに映ります。リフレッシュレートは60Hzまでなので動きの速い対戦ゲームには向かず、仕事の合間に動画配信を楽しみたい方や、テレビを置かずにスピーカー内蔵PCモニター1台で済ませたい一人暮らしのユーザーにおすすめです。
【BenQ】EW2790U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | BenQ |
| モデル名 | EW2790U |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 3840×2160(4K)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 60Hz・5ms |
| 搭載ポート | HDMI 2.0×3 / USB-C(65W給電)×1 |
「EW2790U」は、映像と音の両方を重視するBenQのホームエンターテインメント向け「EW」シリーズに属する27インチ4KのPCモニターです。BenQのスピーカーブランドtreVoloが音響設計を手がけており、スピーカー内蔵モデルのなかでも音質面の作り込みに力を入れています。
HDMI 2.0を3基とUSB Type-C(65W給電)を持つBenQ「EW2790U」なら、PCやゲーム機、ノートPCをケーブルの差し替えなしで使い分けられ、ヘッドホン端子も備えています。P3 95%の色域とVESA DisplayHDR 400の4K表示を1台で楽しみたい方で、60Hzで十分な映画や音楽、カジュアルなゲームが中心のユーザーにおすすめのスピーカー内蔵PCモニターです。
【I-O DATA】GigaCrysta LCD-GDQ271UEL

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | I-O DATA |
| モデル名 | GigaCrysta LCD-GDQ271UEL |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 2560×1440(WQHD)・QD-OLED |
| リフレッシュレート・応答速度 | 最大280Hz・0.03ms(GTG) |
| 搭載ポート | HDMI×2 / DisplayPort×1 |
「GigaCrysta LCD-GDQ271UEL」は、I-O DATAのゲーミングブランド「GigaCrysta」から2025年8月に登場した27インチWQHDのQD-OLEDモデルで、ゲーミング向けながら5W+5Wのスピーカーを内蔵したPCモニターです。焼き付き(同じ画像を長時間表示した跡が画面に残る現象)を含む3年保証が付く点も、国内メーカーならではの安心材料になっています。
I-O DATA「GigaCrysta LCD-GDQ271UEL」の5W+5Wのステレオスピーカーは、HDMI×2とDisplayPortでつないだPCやゲーム機の音を直接鳴らし、φ3.5mmのヘッドホン端子で足音を聞き取りたい場面にもすぐ切り替えられます。
USB Type-Cを搭載していないため、I-O DATA「GigaCrysta LCD-GDQ271UEL」の組み合わせ先はノートPCよりデスクトップPCやゲーム機が中心です。FPSのような動きの速いゲームを外付けスピーカーなしで音と映像ごと楽しみたいゲーマーや、国内メーカーの保証を重視するユーザーにおすすめのスピーカー内蔵PCモニターといえます。
【LG】Smart Monitor 32U880SA-W

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | LG |
| モデル名 | Smart Monitor 32U880SA-W |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度・パネル種 | 3840×2160(4K)・IPS |
| リフレッシュレート・応答速度 | 60Hz・5ms(GTG) |
| 搭載ポート | HDMI×2 / USB-C(65W給電)×1 |
「Smart Monitor 32U880SA-W」は、LGがwebOSを搭載して展開するスマートモニターの2025年モデルで、31.5インチの4K IPSパネルを採用したPCモニターです。PCとつないで仕事に使うだけでなく、単体で動画配信サービスや音楽を楽しめるテレビに近い使い方にも対応しています。
ヘッドホン端子を持たない点はLG「Smart Monitor 32U880SA-W」の注意点で、有線ヘッドホンはPC側につなぐか、Bluetoothヘッドホンを使う形になります。仕事用のPCモニターとテレビ、音楽プレーヤーを1台にまとめたい方や、31.5インチのスピーカー内蔵の大画面で動画を楽しみたいユーザーにおすすめです。
【Apple】Studio Display

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Apple |
| モデル名 | Studio Display |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度・パネル種 | 5,120×2,880(5K Retina) |
| リフレッシュレート・応答速度 | 60Hz・− |
| 搭載ポート | Thunderbolt 5×2 / USB-C×2 |
「Studio Display」は、Appleが販売する27インチ5K Retina(5,120×2,880)の外部ディスプレイで、Macとの組み合わせを前提に設計されたPCモニターです。Thunderbolt 5を2基備えた現行モデルで、600ニト(明るさの単位で、cd/m2と同じ)の明るい画面にスピーカーとカメラ、マイクまで1台に収めています。
スタジオ品質の3マイクアレイと12MPセンターフレームカメラにより、Apple「Studio Display」ではWeb会議の声と映像もクリアに届けられ、Thunderbolt 5ケーブル1本でMacへ96Wの給電も行えます。Windows PCが中心の環境では機能を活かしきれないため、Macをメインに使い、スピーカー内蔵PCモニター1台で音質にも映像にも妥協したくないユーザーにおすすめです。
スピーカー内蔵PCモニターを使うときの注意点
スピーカー内蔵PCモニターはケーブル1本で音まで出せる手軽さがある一方、接続方法や設定、置き方によっては「音が出ない」「音がこもる」と感じやすくなります。購入後に困らないよう、スピーカー内蔵PCモニターを最大限に活かすためのポイントを押さえておきましょう。
購入後に後悔しないために、スピーカー内蔵PCモニターで気をつけたい点を以下の3つにまとめました。
- 音が出ないときはPCの出力先とケーブルを確認する
- 内蔵スピーカーは低音が控えめなことを理解しておく
- 設置場所と距離を工夫して聞き取りやすくする
音が出ないときはPCの出力先とケーブルを確認する
スピーカー内蔵PCモニターをつないでも音が出ない場合、多くはPC側のサウンド出力先がノートPCのスピーカーやヘッドホンのまま残っていることが原因です。Windowsは「設定」の「サウンド」、macOSは「システム設定」の「サウンド」を開き、出力先にPCモニターの名前を選ぶと内蔵スピーカーから音が鳴ります。
D-Sub接続では音声が送られないため、HDMIやDisplayPort、映像出力対応のUSB Type-Cでつなぎ直すか、3.5mmのオーディオケーブルを別に用意する必要があります。あわせて、PCモニター本体のボタンで開く設定メニュー(OSD)で、音量がゼロやミュートになっていないかも確かめてください。
内蔵スピーカーは低音が控えめなことを理解しておく
PCモニターに内蔵されたスピーカーは、薄い本体に小さなユニットを収める構造のため、専用の外付けスピーカーやサウンドバーと比べると低音が控えめになります。音量を上げすぎると音が割れやすく、声がこもって聞こえる場面も出てくるでしょう。
映画やゲームで重低音まで楽しみたいなら、5W×2以上や空間オーディオ、6スピーカーシステムを備えたスピーカー内蔵モデルを選ぶと満足度が上がります。ヘッドホン端子やBluetoothを活用し、場面に応じてヘッドホンや外付けスピーカーと使い分ける方法も有効です。
設置場所と距離を工夫して聞き取りやすくする
スピーカーが画面の下向きや背面に付いているPCモニターでは、壁やデスク面との距離によって音の聞こえ方が変わります。背面を壁に近づけすぎると音がこもりやすいため、スピーカー内蔵PCモニターは壁から少し離し、声の輪郭がはっきり聞こえる位置に置くのが基本です。
顔と画面の距離は、一般的な目安とされる50〜70cm程度に保つと、左右のスピーカーの音もバランス良く耳に届きます。モニターアームを使う場合も、スピーカーの向きをふまえて画面の高さを決めておくと、セリフや効果音が聞き取りやすい位置に収まります。
まとめ:スピーカー内蔵PCモニターでデスクをすっきりさせて映像と音を楽しもう
この記事では、スピーカー内蔵のおすすめPCモニターと選び方を解説しました。スピーカー内蔵PCモニターなら外付けスピーカーや余計な配線が不要になり、ケーブル1本で映像と音をまとめて楽しめます。
事務作業やWeb会議が中心ならAcerやLenovo、Dell「S2725DSM」、PCなしでも動画を楽しみたいならMSIやLGのスマートモニターがおすすめです。音と映像の両方にこだわるならBenQやDell「S3225QC」、I-O DATA、Macで音質まで妥協したくないならAppleの「Studio Display」が候補になるでしょう。
PCモニターをスピーカー内蔵モデルに替えるだけで、動画や音楽、Web会議の音は今よりずっと聞きやすくなります。使い方に合うスピーカー内蔵PCモニターを選んで、すっきりしたデスクで映像と音を楽しんでください。


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