- GIGABYTEのPCモニターは種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない
- AORUSとMO、M、G、GSとシリーズ名が複雑で違いを理解できない
- 有機ELモデルが気になるけれど、焼き付きが心配で踏み切れない
「GIGABYTE」は1986年創業のマザーボードやグラフィックボードを主力とする台湾のPCパーツメーカーで、自作PCユーザーからゲーマーまで幅広く支持される大手PCモニターブランドです。パネルの世代交代に素早く追随する製品投入と、有機ELから入門向け液晶まで価格帯を問わず選択肢を用意する姿勢に定評があります。
この記事では、GIGABYTEの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のPCモニターを全モデル比較します。シリーズ別のおすすめモデルも紹介しますので、GIGABYTEのPCモニターが気になっている人はぜひチェックしてください。
GIGABYTEとはどんなPCモニターブランド?特徴と評判を紹介
GIGABYTEは、PCパーツの世界では30年以上の実績を持ちながら、PCモニターの分野では比較的あとから存在感を強めてきたブランドです。マザーボードやグラフィックボードで培った知見をディスプレイに持ち込んだことで、ゲーミングモニター市場での評価を短期間で高めてきました。
ここでは、GIGABYTEというブランドの成り立ちと、PCモニターを選ぶうえで押さえておきたい立ち位置を整理します。
GIGABYTEのブランドコンセプト
GIGABYTEは1986年に台湾で設立されたPCパーツ/周辺機器メーカーで、マザーボードとグラフィックボードを主力製品としてきました。自作PCを組むユーザーにとっては長年おなじみのブランドであり、パーツ選びの選択肢として定着しています。
パーツメーカーとしての視点を持つブランドだからこそ、GIGABYTEのPCモニターは接続規格や転送帯域といった地味な部分にも手が抜かれていません。PCの構成とモニターを一体で考えたい自作PCユーザーにとって、選択肢に入れやすいブランドです。
GIGABYTEの特徴・強み
GIGABYTEのPCモニターの強みは、新しいパネル世代への追随の速さです。QD-OLED(量子ドットを組み合わせた自発光パネル)や第4世代WOLEDといった新しいパネルを、登場から間を置かずに製品として投入してきました。
さらにGIGABYTEは、KVMやOSD Sidekickのようなゲーム以外の実用機能も上位機に限定せず載せてきます。ゲームだけでなく在宅ワークや動画編集にもモニターを使う人にとって、機能面で妥協せずに済む点は見逃せません。
GIGABYTEとAORUSの関係
「AORUS」は、GIGABYTEが展開するゲーマー向けのブランドです。マザーボードやノートPCでも使われている名称で、PCモニターにおいても性能を最優先した製品に冠されています。
モデル名の頭文字を見れば位置づけを判断できるため、AORUS FO=最上位有機EL、MO=有機EL、M=高解像度液晶、G=高リフレッシュ液晶、GS=エントリーという対応関係を覚えておくとGIGABYTEのPCモニター選びが一気に楽になります。
GIGABYTEの日本での取扱いとサポート体制
日本国内でGIGABYTEのPCモニターを購入する経路は、国内正規代理店であるCFD販売を通じた流通と、GIGABYTEストア日本公式による直販の2つが中心です。
正規流通品であれば国内でのサポートを受けられるため、有機ELのように長期使用での不安がある製品ほど、購入経路を確認しておく価値があります。GIGABYTEのPCモニターを検討する際は、並行輸入品ではなく国内正規流通のモデルを選ぶと安心です。
GIGABYTEのPCモニターの機能とテクノロジー
GIGABYTEのPCモニターには、スペック表の数値だけでは見えてこない独自機能が横断的に搭載されています。ここでは、実際に使ったときに効いてくる代表的なテクノロジーを解説します。
GIGABYTEのPCモニターに搭載されている主なテクノロジーは以下の6つです。
- AI OLED Care
- Tactical Switch
- Black Equalizer 2.0
- Aim Stabilizer Sync
- KVM機能
- OSD Sidekick
AI OLED Care
AI OLED Careは、有機ELパネルの焼き付き(同じ画像を長時間表示することで痕が残る現象)を抑えるためにGIGABYTEが用意した保護機能群です。有機ELモニターを選ぶうえで最大の不安要素に、正面から向き合った機能といえます。
有機ELならではの黒の締まりと発色を得ながら、日常的な使い方で焼き付きを気にしすぎずに済むのがAI OLED Careの利点です。ゲームだけでなくデスクワークでも有機ELを使いたい人にとって、安心して選べる後押しになります。
Tactical Switch
Tactical Switchは、画面サイズと解像度をボタン操作で切り替えられるGIGABYTE独自の機能です。27型のモニターを一時的に24型相当の表示領域に縮めるといった使い方ができます。
競技系のFPSでは、視界を狭めて情報を集中させたほうが狙いやすいと考えるプレイヤーもいます。普段は27型の広さで、対戦時だけ24型相当に絞るといった使い分けができる点が、Tactical Switchを搭載するGIGABYTEのPCモニターの強みです。
Black Equalizer 2.0
Black Equalizer 2.0は、画面の暗い部分だけを持ち上げて視認性を高める補正機能です。ゲーム内の物陰や夜間マップに潜む敵を見つけやすくする狙いで搭載されています。
効果が出やすいのは、暗所での索敵が勝敗を分けるFPSやホラー系のタイトルです。映像の雰囲気を保ったまま必要な情報だけを見えるようにできるので、暗い画面のゲームを遊ぶ機会が多い人ほど恩恵を感じられます。
Aim Stabilizer Sync
Aim Stabilizer Syncは、動きの速い映像で生じる残像を抑える機能です。バックライトを瞬間的に消灯させることで、目に残る像のブレを減らします。
恩恵が大きいのは、リコイル制御をしながら動く敵を追うFPSです。照準を振ったときの輪郭がぼやけにくくなるため、敵の位置を目で追い続けやすくなります。
KVM機能
KVMとは、1組のキーボードとマウスで複数のPCを操作できる切替機能のことです。GIGABYTEのPCモニターでは、上位機だけでなく中位機にも幅広く搭載されています。
会社支給のノートPCと自作デスクトップを1台のモニターで行き来したい人には、KVM搭載モデルを選ぶ価値があります。ケーブルの抜き差しがなくなるだけで、デスク周りの運用は驚くほど身軽になります。
OSD Sidekick
OSD Sidekickは、モニターの設定をPC上のソフトウェアから操作できるGIGABYTE独自のユーティリティです。本体裏側のスティックを手探りで操作する必要がなくなります。
モニターの設定は一度決めたら触らない人も多いものの、GIGABYTEのPCモニターのように機能が豊富な製品では調整項目も増えます。マウスとキーボードで設定を追い込めるOSD Sidekickは、機能を使い切るための下支えとして働きます。
GIGABYTEのPCモニター全モデルの種類を比較
GIGABYTEのPCモニターは、モデル名の頭文字でシリーズが分かれる構成です。ここでは現行ラインナップをシリーズ別のグループに整理し、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介します。
GIGABYTEの全PCモニターを以下の6シリーズに分けて紹介します。
- AORUSシリーズ
- MOシリーズ(4K・ウルトラワイド有機EL)
- MO/GOシリーズ(WQHD有機EL)
- Mシリーズ(高解像度・KVM搭載液晶)
- Gシリーズ(高リフレッシュ液晶)
- GSシリーズ(エントリー)
AORUSシリーズ
AORUS名義のフラグシップ有機ELモデルをまとめたグループです。リフレッシュレートと映像出力規格のどちらも最上位を狙う層に向けた位置づけで、GIGABYTEのPCモニターの中で最も性能に振り切った製品が集まっています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| AORUS FO27Q5P | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | QD-OLED | 500Hz | Tactical Switch/KVM |
| AORUS FO32U2P | 31.5インチ | 3840×2160(4K) | QD-OLED | 240Hz | DisplayPort 2.1 UHBR20/KVM |
| AORUS FO27Q3 | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | QD-OLED | 360Hz | Type-C KVM |
AORUS FO27Q5P

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AORUS FO27Q5P |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | Tactical Switch/KVM |
「AORUS FO27Q5P」は、27型WQHDのQD-OLEDパネルで500Hzという高リフレッシュレートに対応した、GIGABYTEのPCモニターで最も速度に振り切ったモデルです。競技志向のFPSプレイヤーを想定した設計思想がそのまま形になっています。
表示の遅れが結果を左右するeスポーツタイトルでは、フレームレートを出し切れるモニター側の受け皿が要ります。勝率に直結する表示速度を最優先するプレイヤーや、対戦タイトルをやり込む人におすすめのゲーミングモニターです。
AORUS FO32U2P

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AORUS FO32U2P |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | DisplayPort 2.1 UHBR20/KVM |
「AORUS FO32U2P」は、31.5型4K/240HzのQD-OLEDにDisplayPort 2.1 UHBR20対応を組み合わせた、GIGABYTEの映像出力面での旗艦モデルです。転送帯域の広さを前面に打ち出した点が、ほかの4K有機ELとの違いになっています。
31.5型という大きさは、4Kの情報量を活かしながらゲームにも映像作品にも向く手頃なサイズです。大画面4Kで映像品質を落とさずに遊びたい人や、モニターを長く使い続けたい人にはAORUS FO32U2Pが有力な候補になります。
AORUS FO27Q3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AORUS FO27Q3 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | Type-C KVM |
「AORUS FO27Q3」は、27型WQHDのQD-OLEDで360Hzに対応する、速度と解像感のバランスを取ったAORUSシリーズのモデルです。500Hz機ほど極端に速度へ寄せず、日常的な使い勝手も残した構成にまとまっています。
WQHDはフルHDより情報量が多く、4Kほどグラフィックボードに負荷をかけません。解像感と高リフレッシュレートを両立させたいバランス重視のゲーマーにおすすめのPCモニターです。
MOシリーズ(4K・ウルトラワイド有機EL)
GIGABYTE名義の有機ELのうち、4Kと34型ウルトラワイドをまとめたグループです。AORUSほどの最上位機能は持たないものの、大画面で有機ELの映像を味わうという方向性では十分な性能を確保しています。比較表のあとに各モデルを解説します。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| MO32U24 | 31.5インチ | 3840×2160(4K) | QD-OLED | 240Hz | ObsidianShield/HyperNits |
| MO32U2 | 31.5インチ | 3840×2160(4K) | QD-OLED | 240Hz | Tactical Switch/KVM |
| MO27U2 | 27インチ | 3840×2160(4K) | QD-OLED | 240Hz | Type-C KVM |
| MO32U | 31.5インチ | 3840×2160(4K) | QD-OLED | 165Hz | AI OLED Care/KVM |
| MO34WQC2 | 34インチ | 3440×1440(UWQHD) | QD-OLED(曲面) | 240Hz | KVM |
MO32U24

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO32U24 |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | ObsidianShield/HyperNits |
「MO32U24」は、31.5型4K/240HzのQD-OLEDに新しいパネル表面処理を採用した、GIGABYTEのMOシリーズでも新しい世代のモデルです。VESA DisplayHDR True Black 500の認証を受けており、暗いシーンでの階調表現に強みがあります。
明るいリビングや窓際のデスクでは、有機ELの黒が外光で浮いてしまうことがあります。日中の明るい環境でも有機ELの映像を楽しみたい人や、4Kで高フレームレートのゲームと映画鑑賞を1台でこなしたい人におすすめのモデルです。
MO32U2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO32U2 |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | Tactical Switch/KVM |
「MO32U2」は、31.5型4K/240HzのQD-OLEDをGIGABYTE名義で展開するモデルで、AORUS FO32U2Pに近い映像性能を持ちながら構成を整理した位置づけです。パネル自体の素性は上位機と共通の方向性にあります。
最新の映像出力規格まで必要かどうかは、使っているグラフィックボードによって変わります。DisplayPort 2.1までは求めないが、大画面4Kの有機ELが欲しい人にはMO32U2が現実的な選択肢になります。
MO27U2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27U2 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | Type-C KVM |
「MO27U2」は、27型という扱いやすいサイズに4K/240HzのQD-OLEDを収めたGIGABYTEのモデルです。同じ4Kでも31.5型より画素が密に並ぶため、文字やテクスチャの輪郭がくっきりと立ちます。
31.5型では机の奥行きが足りない、視線移動が大きすぎると感じる環境もあります。デスクスペースを取りすぎずに4K有機ELを導入したい人には、MO27U2をおすすめします。
MO32U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO32U |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | AI OLED Care/KVM |
「MO32U」は、31.5型4KのQD-OLEDを165Hzでまとめた、GIGABYTEのMOシリーズの中では映像重視のモデルです。240Hz機と比べるとリフレッシュレートは控えめで、競技系タイトルで速度を追い込む用途には向きません。
165Hzでも一般的なゲームプレイでは十分に滑らかで、60Hzの液晶から乗り換えれば違いははっきりわかります。シングルプレイのゲームや映像作品を大画面で味わいたい人におすすめのPCモニターです。
MO34WQC2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO34WQC2 |
| 画面サイズ | 34インチ |
| 解像度 | 3440×1440(UWQHD) |
| パネル | QD-OLED(曲面) |
| 主な機能 | KVM |
「MO34WQC2」は、34型UWQHDの曲面QD-OLEDを採用したGIGABYTEのウルトラワイドモデルです。横に長い画面と湾曲形状の組み合わせで、視界の端まで表示が届く構成になっています。
一方で、ウルトラワイドは対応していないゲームでは左右に黒帯が出ます。レースゲームやシミュレーター、映画鑑賞といった没入感を重視する用途が中心の人におすすめします。
MO/GOシリーズ(WQHD有機EL)
27型WQHDの有機ELを集めたグループで、GIGABYTEの有機ELの中では最も選択肢が多い領域です。パネル方式(QD-OLED/WOLED)と表面処理(光沢/ノングレア)の違いが選び分けの決め手になります。比較表のあとに各モデルを見ていきます。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| MO27Q3 | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | QD-OLED | 360Hz | ファンレス/Type-C KVM |
| MO27Q28GR | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | WOLED(光沢) | 280Hz | Tactical Switch |
| MO27Q28G | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | WOLED(ノングレア) | 280Hz | Tactical Switch/KVM |
| MO27Q2A | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | QD-OLED | 280Hz | AI OLED Care/KVM |
| MO27Q2 | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | QD-OLED | 240Hz | AI OLED Care/KVM |
| GO27Q24G | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | WOLED | 240Hz | AI OLED Care |
MO27Q3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27Q3 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | ファンレス/Type-C KVM |
「MO27Q3」は、27型WQHDのQD-OLEDで360Hzに対応する、GIGABYTEストア日本公式限定のモデルです。応答速度は0.03ms(GTG)、動きのなめらかさを示すVESA ClearMR 18000の認証も取得しています。
有機ELモニターは冷却ファンの動作音が気になる製品もあり、静かな環境では無視できない要素です。速度も静音性も譲りたくない人には、MO27Q3をおすすめします。
MO27Q28GR

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27Q28GR |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | WOLED(光沢) |
| 主な機能 | Tactical Switch |
「MO27Q28GR」は、第4世代WOLEDパネルに光沢(グレア)処理を組み合わせたGIGABYTEのWQHD有機ELです。WOLEDは白色発光の素子にカラーフィルターを重ねる方式で、QD-OLEDとは発色の傾向が異なります。
弱点も明確で、照明や窓の光が画面に映り込みやすくなります。部屋の照明環境を自分で調整できる人が、発色の良さを最優先して選ぶのに向いたモデルです。
MO27Q28G

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27Q28G |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | WOLED(ノングレア) |
| 主な機能 | Tactical Switch/KVM |
「MO27Q28G」は、MO27Q28GRと同じ第4世代WOLEDをノングレア(非光沢)処理で仕上げたGIGABYTEのモデルです。280Hzという速度は共通で、違いはパネル表面の処理とKVM機能の有無にあります。
光沢版と比べると、黒の艶やかさや色の立ち上がりはわずかに穏やかです。それでも明るい部屋で有機ELを常用したい人にとっては、MO27Q28Gのほうが扱いやすいモニターになります。
MO27Q2A

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27Q2A |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | AI OLED Care/KVM |
「MO27Q2A」は、27型WQHDのQD-OLEDで280Hzに対応するGIGABYTEのモデルで、MO27Q2のリフレッシュレートを引き上げた位置づけにあります。応答速度は0.03ms(GTG)、VESA DisplayHDR True Black 400とVESA ClearMR 15000に対応する仕様です。
240Hz機と360Hz機のちょうど中間にあたる構成で、極端な速度追求はせずに映像品質も確保したい層に不向きではありません。WQHD有機ELで速度を一段上げたい人におすすめのPCモニターです。
MO27Q2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MO27Q2 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | QD-OLED |
| 主な機能 | AI OLED Care/KVM |
「MO27Q2」は、27型WQHDのQD-OLEDを240Hzでまとめた、GIGABYTEの有機EL入門として選びやすいモデルです。上位機のような突出した数値はないものの、有機ELの本質的な強みは押さえています。
240Hzは競技系タイトルでも実用十分な水準で、液晶からの乗り換えなら表示の違いをはっきり体感できます。初めて有機ELモニターを導入する人や、バランス重視で選びたい人におすすめします。
GO27Q24G

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GO27Q24G |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | WOLED |
| 主な機能 | AI OLED Care |
「GO27Q24G」は、WOLEDパネルを採用したGIGABYTEのGOシリーズのモデルで、有機ELの導入ハードルを下げる役割です。シリーズ名のGOは、GIGABYTEの有機ELラインの入り口という位置づけを表します。
KVMやTactical Switchといった付加機能は省かれているため、作業兼用の利便性を重視する人にはMOシリーズのほうが合います。まずは有機ELの表示を体験してみたい人に向いたゲーミングモニターです。
Mシリーズ(高解像度・KVM搭載液晶)
高解像度の液晶パネルにKVMやOSD Sidekickを組み合わせた、ゲームと作業を兼用するためのシリーズです。有機ELではなく液晶を選ぶ理由は、焼き付きを気にせず同じ画面を表示し続けられる安心感と、明るい環境での見やすさにあります。比較表のあとに各モデルを解説します。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| M27UP | 27インチ | 3840×2160(4K) | SS IPS | 160Hz | KVM/OSD Sidekick |
| M27U | 27インチ | 3840×2160(4K) | SS IPS | 160Hz | KVM/OSD Sidekick |
| M28U | 28インチ | 3840×2160(4K) | SS IPS | 144Hz | KVM/OSD Sidekick |
| M27Q2 QD | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | SS IPS(量子ドット) | 210Hz | KVM/OSD Sidekick |
M27UP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | M27UP |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | KVM/OSD Sidekick |
「M27UP」は、27型4K/160HzのSS IPSパネルを採用したGIGABYTEのMシリーズの中心的なモデルです。SS IPSは応答速度を高めたIPS方式で、視野角の広さと色の安定感を保ったままゲーミング用途に対応します。
液晶である以上、有機ELほどの黒の深さは望めません。それでも同じ画面を長時間表示しても焼き付きを気にせずに済む点は、仕事とゲームを1台で兼ねるうえで大きな安心材料になります。4Kの精細さを求める人におすすめのPCモニターです。
M27U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | M27U |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | KVM/OSD Sidekick |
「M27U」は、M27UPと同じ27型4K/160Hzの構成で展開されてきたGIGABYTEのMシリーズのモデルです。基本性能は近く、Mシリーズの4K機として長く流通してきた実績があります。
4K/160Hzという構成は、ゲームでも作業でも扱いやすい落としどころです。デスクワークとゲームを1台で兼ねたい人にとって、M27Uは選びやすいゲーミングモニターといえます。
M28U

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | M28U |
| 画面サイズ | 28インチ |
| 解像度 | 3840×2160(4K) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | KVM/OSD Sidekick |
「M28U」は、GIGABYTEのMシリーズで唯一28型という一回り大きな画面サイズを採用した4Kモデルです。27型より表示面積に余裕があり、4Kの情報量をそのまま広く使えます。
27型の4Kは文字が小さく感じるという声もあり、拡大表示に頼らず使いたいなら28型のほうが快適です。PCと家庭用ゲーム機を併用する人には、M28Uをおすすめします。
M27Q2 QD

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | M27Q2 QD |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | SS IPS(量子ドット) |
| 主な機能 | KVM/OSD Sidekick |
「M27Q2 QD」は、27型WQHD/210HzのSS IPSパネルに量子ドット技術(バックライトの光を微細な粒子で変換し、色の純度を高める技術)を組み合わせたGIGABYTEのモデルです。液晶でありながら色域の広さを確保しています。
液晶の量子ドットモデルは、有機ELより明るい環境での見やすさで有利に働きます。明るい部屋で色鮮やかな表示を保ちたい人や、WQHDで発色と速度のバランスを取りたい人におすすめします。
Gシリーズ(高リフレッシュ液晶)
ゲーミングに必要な表示速度を押さえつつ、構成を整理して導入しやすくまとめたシリーズです。34型のウルトラワイドから24.5型のFHDまで画面サイズの幅が広く、用途に合わせて選び分けられます。比較表のあとに各モデルを紹介します。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| G34WQC2 | 34インチ | 3440×1440(UWQHD) | VA(曲面1500R) | 200Hz | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
| G27Q2 | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | SS IPS | 210Hz | Black Equalizer/KVM |
| G27Q20 | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | SS IPS | 200Hz | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
| G25F2 | 24.5インチ | 1920×1080(FHD) | SS IPS | 240Hz | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
G34WQC2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | G34WQC2 |
| 画面サイズ | 34インチ |
| 解像度 | 3440×1440(UWQHD) |
| パネル | VA(曲面1500R) |
| 主な機能 | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
「G34WQC2」は、34型UWQHDの曲面VAパネルで200Hzに対応する、GIGABYTEのウルトラワイド入門機です。1500Rという湾曲率は、半径1500mmの円弧に沿った曲がり具合を表します。
視野角と応答速度の面では、同価格帯のIPS機に一歩譲る場面があります。それでも有機ELまでは必要としないが、ウルトラワイドの広さを体験したい人にはG34WQC2が入り口として適しています。
G27Q2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | G27Q2 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer/KVM |
「G27Q2」は、27型WQHD/210HzのSS IPSパネルを採用したGIGABYTEのGシリーズの中核モデルです。画面サイズと解像度、速度のバランスが取れており、ゲーミングモニターとして最も標準的な構成といえます。
有機ELのような突出した映像表現はありませんが、明るさや焼き付きの心配とは無縁です。扱いやすさを重視してゲーミングモニターを1台選びたい人におすすめします。
G27Q20

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | G27Q20 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
「G27Q20」は、27型WQHDのSS IPSパネルを200Hz/0.5ms(GTG)でまとめた、GIGABYTEのGシリーズの新しめのモデルです。オーバークロック時には210Hzまで対応します。
WQHDで200Hz超を狙う場合、グラフィックボードにもある程度の性能が求められます。PC側の性能を活かして対戦タイトルを快適に遊びたい人には、G27Q20が候補に入ります。
G25F2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | G25F2 |
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer/Aim Stabilizer |
「G25F2」は、24.5型FHD/240HzのSS IPSパネルを採用した、競技系タイトル向けに構成をまとめたGIGABYTEのモデルです。24.5型という画面サイズは、プロシーンでも定番として使われてきたサイズにあたります。
作業用途では、FHDの表示領域は4KやWQHDに比べて手狭です。FPSを中心に高フレームレートを出し切りたい人や、24型クラスの画面サイズを好むプレイヤーにおすすめのゲーミングモニターです。
GSシリーズ(エントリー)
GIGABYTEは導入しやすさを重視したラインナップとしてエントリーシリーズを展開しています。初めてのゲーミングモニターや、既存の環境に追加するサブモニターとしての選び方が軸になります。比較表のあとに各モデルを紹介する構成です。
| モデル名 | 画面サイズ | 解像度 | パネル | リフレッシュレート | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| GS32QCA | 31.5インチ | 2560×1440(WQHD) | VA(曲面1500R) | 180Hz | AMD FreeSync |
| GS27QA | 27インチ | 2560×1440(WQHD) | SS IPS | 180Hz | Black Equalizer |
| GS27FC2 | 27インチ | 1920×1080(FHD) | VA(曲面1500R) | 240Hz | AMD FreeSync |
| GS25F2A | 24.5インチ | 1920×1080(FHD) | SS IPS | 240Hz | Black Equalizer |
| GS27FA | 27インチ | 1920×1080(FHD) | SS IPS | 180Hz | Black Equalizer |
| GS25F14 | 24.5インチ | 1920×1080(FHD) | IPS | 144Hz | AMD FreeSync |
| GS24F14 | 23.8インチ | 1920×1080(FHD) | IPS | 144Hz | AMD FreeSync |
GS32QCA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS32QCA |
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | VA(曲面1500R) |
| 主な機能 | AMD FreeSync |
「GS32QCA」は、31.5型WQHDの曲面VAパネルで180Hzに対応する、GIGABYTEのGSシリーズでは最も大きな画面を持つモデルです。応答速度は1msで、AMD FreeSyncにも対応します。
大画面のエントリー機は、机の奥行きが確保できるかどうかが導入の分かれ目です。距離を取って大きな画面で遊びたい人には、GS32QCAをおすすめします。
GS27QA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS27QA |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 2560×1440(WQHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer |
「GS27QA」は、27型WQHD/180HzのSS IPSパネルを採用した平面モニターで、GIGABYTEのエントリークラスながら解像度を確保したモデルです。応答速度は1ms(MPRT)、表面はノングレア仕上げになっています。
KVMやTactical Switchのような付加機能は省かれており、機能を使い込みたい人にはMシリーズが合います。初めてのWQHDモニターを探している人にとっては、GS27QAが手堅い選択です。
GS27FC2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS27FC2 |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | VA(曲面1500R) |
| 主な機能 | AMD FreeSync |
「GS27FC2」は、27型FHDの曲面VAパネルで240Hzに対応するGIGABYTEのエントリーモデルです。1500Rの湾曲形状と1ms(GTG)の応答速度を、導入しやすい構成の中で両立させています。
FHDの27型は画素が粗めで、文字中心の作業には向きません。曲面モニターを試してみたい人や、速度を確保したうえで没入感も欲しい人におすすめします。
GS25F2A

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS25F2A |
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer |
「GS25F2A」は、24.5型FHD/240HzのSS IPSパネルを採用した、競技系タイトル向けの構成をエントリークラスでまとめたGIGABYTEのモデルです。応答速度は1ms(GTG)、AMD FreeSync Premiumにも対応します。
上位のG25F2と比べると、機能面では簡素です。それでも表示速度そのものは同水準で、FPS入門者やサブモニターに高リフレッシュレート機を追加したい人には十分な性能を備えています。
GS27FA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS27FA |
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | SS IPS |
| 主な機能 | Black Equalizer |
「GS27FA」は、27型FHD/180HzのSS IPSパネルを採用した、汎用性を重視したGIGABYTEのエントリーモデルです。応答速度は1ms(MPRT)で、表面はノングレア仕上げになっています。
27型でFHDという組み合わせは画素密度が低く、精細さを求める用途には不向きです。一方で表示は大きく見やすいため、ゲームも作業もこなす1台目として選びやすいPCモニターです。
GS25F14

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS25F14 |
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | IPS |
| 主な機能 | AMD FreeSync |
「GS25F14」は、24.5型FHD/144HzのIPSパネルを採用し、GIGABYTEの入門機として位置づけられています。応答速度は1msで、AMD FreeSyncによるティアリング対策にも対応します。
240Hz機と比べれば速度の余裕は小さく、競技志向のプレイヤーには物足りません。まず1台目のゲーミングモニターを揃えたい人におすすめのモデルです。
GS24F14

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | GS24F14 |
| 画面サイズ | 23.8インチ |
| 解像度 | 1920×1080(FHD) |
| パネル | IPS |
| 主な機能 | AMD FreeSync |
「GS24F14」は、23.8型FHD/144HzのIPSパネルを採用した、GIGABYTEの現行ラインナップで最もコンパクトなモデルです。GS25F14の画面サイズを一回り小さくした位置づけになります。
メインモニターとして使うには表示領域が狭く、作業を広げたい人には物足りない場面もあります。小さめのデスクで使いたい人や、既存の環境にサブモニターを追加したい人におすすめします。
まとめ
この記事では、GIGABYTEというPCモニターブランドの成り立ちと独自テクノロジーを解説し、現行のPCモニターをシリーズ別に全モデル比較しました。AI OLED CareやTactical Switch、KVMといった機能が、シリーズをまたいで搭載されている点も整理しています。
有機ELは黒の深さと応答速度で液晶を上回る一方、明るい環境では液晶のほうが扱いやすい場面もあります。部屋の明るさとデスクの奥行き、1日の使用時間という3つの条件から考えると、自分に合うモデルが見えてきます。GIGABYTEのPCモニター選びの参考になれば嬉しいです。


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